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直木三十五書簡 新延修三宛

著者名:
直木三十五
冊数:
1通

巻紙 毛筆48行 封筒なし *校正のやりかたについて、厳しく批判している書簡。三十五の字で間違いないが、かなり乱れており、殴り書きのように書いたのかもしれない。以下抄「拝啓 此のあいだ参上のときに申上おき候校正とうとう来ず 然る所本日(二十二附)の分に「インド風」の玉白粉なる文字在之 校正子の没常識にも呆れ申候 原稿を何(ど)うよむとインドという字になるか一応御調査被下度く 意味の通らぬ誤植なれば人にもまちがいと判るが貴社の誤植はことごとくちやんと校正子が一人合点にて意味を勝手に通るやう改めてあるのだから小生としては迷惑千萬にて…(中略)…凡そ世の中に「インド風の玉白粉」なんてベラボーな事があるか…(中略)…甚だ不愉快につきつゞきかく気がせずこゝ二三日休み申候…(中略)…小生としては相当に苦心の作に候□それを平気で蹂躙される事は不快此上も無之く…(中略)…とにかく「日々」にくらべて植字、校で段ちがいにて油断も隙もあらぬ心地仕候…(後略)」

No.
84890
価格:
120,000円