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谷崎潤一郎書簡 後藤末雄宛

著者名:
谷崎潤一郎
冊数:
1通

昭和13年11月13日付 巻紙 長文 毛筆64行 封筒付 *封筒表「東京市本郷区弥生町谷地はノ三号 後藤末雄様」、封筒裏(自署以外は印字)「伊豆畑毛新温泉栄家旅館 谷崎潤一郎」。【以下抄】「…本年十一月は故大貫晶川廿七回忌に当たるのです、…(中略)…君、和辻、木村、小生ぐらゐで参り大貫家とも訪問して帰に東京で晩飯でも食はうかと思ひますが如何ですか…(中略)…僕は二三日中に上京二十過ぎ頃まで滞在します、そして日と時間とは僕の方はどうにでもくり合わせますから和辻と君とでご都合のよろしき日及び集合場所を取りきめてくれませんか 木村へは私から云ってやります、和辻にも君と相談してくれるやうに只今書簡出しました、…(後略)」*谷崎は大正5年9月に短篇小説「亡友」を発表、大正元年に亡くなった学友大隅を「私」が回顧するという筋立て。この作品のモデルが大貫晶川である。大貫晶川は明治、大正時代の詩人、小説家。東京府立第一中学校時代、谷崎とは同期生で、お互いに影響し合う。東京帝大卒。43年第二次新思潮の創刊に加わる。大正元年26歳で死去。

No.
83929
価格:
200,000円