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書籍商 東京都公安委員会
古物商許可番号
305478907884

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富士正晴草稿　【大阪人について】

著者名：
富士正晴
冊数：
1篇

ペン書　２００字詰原稿用紙２８枚　大阪人は自分自身をこき下ろし阿呆呼ばわりするのが大好きだ。神戸のようにスマートでも、京都のように高雅でもなく、自分自身をけなされて喜ぶ愛嬌と陽気さがある。富士自身そうで、だから司馬遼太郎は富士を大阪人らしいと評したのであろうか。一方で九州諫早出身の伊藤静雄は大阪人が好きで大阪人になろうとしていたが、なり切れなかった。それでも大阪人の気質にあこがれたがゆえに大阪の詩人と言われるようになったのだとしている。

No.
84336
価格：
85,000円