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吉川英治草稿 「俗つれづれ草 あかんぼの発見」「俗つれづれ草 勝負師の涙」(随筆)

著者名:
吉川英治
冊数:
1冊

ペン書 400字詰自家用箋7枚完 折帖仕立1冊 ◆「俗つれづれ草 あかんぼの発見」原稿用紙2枚。冒頭は「九年ぶりで、思ひがけない赤ン坊が生まれた。……」、4人目の子供が生まれた感慨を記している。途中短歌入、「やよ赤子汝れはいづちの旅をへてわれを父とは生れ来せまし」。◆「俗つれづれ草 勝負師の涙」原稿用紙5枚。将棋の木村と大山は名人戦の会場であった白山の「もみぢ」という家で、出来るだけ離れて眠ることを望んだらしい。また、木村に敗れた塚田名人は家に帰るまで戦気から醒めず雪辱を口にし続けたが、家の前で子供が遊んでいるのを見て「おれは負けた」と涙した。さらに常勝横綱双葉山の例も挙げ、勝負の世界に身を置くものの厳しさを想い、「江戸中で一人さびしき勝負力」という句をささげている。

No.
83932
価格:
100,000円